サッカーとは

サッカーの本質とは

サッカーの要素

サッカーって、なんでしょうか?

足でボールを扱ったり、4年に1回ワールドカップという大会が開かれていたり、世界中で老若男女たくさんの人が楽しんでいたり。

人によって様々なイメージがあると思いますが、僕はこう答えます。

「相手よりたくさん点数を取ったチームが勝つスポーツ」

ここでのポイントは「相手」「点数」「チーム」「スポーツ」の4つになるので、4つの要素それぞれについて、深掘りしていきたいと思います。

相手

サッカーは相手がいるスポーツです。

例えば、陸上競技のように自分自身と向き合って、自分の記録を追い求めるスポーツとは違い、相手に応じて自分のプレーを変える必要があります。

練習ではできるのに、試合になると上手くいかないという原因は、プレッシャーもありますが、相手の影響によるものが大きいです。

相手のレベルによって、自分ができるプレーが変わってしまうということです。

点数

試合の結果は点数によって決まります。

では、どうやって点数を取るのか。

これは皆さんご存じのとおり単純で、ボールを相手のゴールに入れれば、1点入ります。

どれだけ格好良いシュートでも、どれだけ遠くから決めても1点しか入りませんが、逆に言えば、どんな形であっても同じ1点には変わりありません。

最終的に相手よりも多く点数を取れば勝ちになります。

チーム

サッカーは11人対11人で行うスポーツです。

(小学生では、8人対8人で行われることが一般的になっています)

どれだけすごい選手がいても、仲間がいないことには試合をできませんし、試合に勝つこともできません。

1人ではできないということを理解しましょう。

スポーツ

スポーツの語源を聞いたことはありますか?

一説によると、ラテン語の「deportare」デポルターレという単語だとされています。

デポルターレとは「運び去る」「運搬する」といった意味です。

これが転じて「精神的な次元の移動・転換」となり、やがて「義務からの気分転換」「元気の回復」などの「気晴らし」「遊び」「楽しみ」「休養」といった要素を指すようになりました。

つまり、サッカーは本質的に楽しいもの、楽しめるものである必要があります。

一番大切なこと

ここまでで、サッカーがどんな競技なのかという4つの要素について書いてきました。

ただ、本質として考えたときに、サッカーはスポーツです。

相手がいるスポーツだし、点数を競い合うスポーツだし、チームスポーツです。

スポーツが楽しいものだということは、先ほど書きましたが、サッカーの楽しさが一体どこにあるのか。

これは様々な意見があって良いと思います。

例えば、ゴールを決めること、ドリブルで相手を抜くこと、味方にパスをすること。

他にも、相手からボールを奪うことや、ゴールを守ることだったり、相手とぶつかり合うことなど。

はたまた、サッカーのプレーではなく、仲間と一緒に過ごすことが楽しかったり、見ること・応援することが楽しかったり。

人によってたくさんの楽しみ方があるので、その人に合った楽しみ方を伝えてあげることが、指導者にとって一番大切なことだと思います。

かどやすは?

では、僕が考えるサッカーの楽しさを書いていきます。

一番は、仲間と協力して試合に勝つことです。

特に、自分たちよりも強いチームに勝ったときの喜びは、言葉に表せないほどです。

また、もうひとつ楽しみがあって、それは成長を実感したときです。

成長とは、「できなかったことが、できるようになる」と言い換えることもできます。

試合には負けてしまったけど、前まではできなかったことが、同じ相手に対してできるようになった。

一人で練習してても、リフティングの回数が増えたり、遠くまで蹴れるようになったりなど、ほんの小さな「できた!」が楽しみとなり、モチベーションにつながりました。

「好きこそものの上手なれ」とは、まさにその通りで、サッカーが上達する一番のコツは、楽しんで継続することだと僕は思います。

 

まとめ

サッカーはスポーツであり、スポーツとは楽しむべきもの。

様々な楽しみ方がある中でも、僕は仲間と協力して格上のチームに勝つこと、そのために個人としてできないことができるようになる喜びを、今後も伝えていきます!

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