まず始めに
所属しているチームの環境や年齢によって、必要となるものは変わってきます。
最初はチームで貸し出してくれるところもある思うので、必要なものから順番に解説していきます。
サッカーシューズ
まずは、靴を用意しましょう。
普通の運動靴でもサッカーはできますが、ケガの防止や、靴が汚れてしまったりすることを考えると、サッカー用の靴を1足用意しておくと良いでしょう。
サッカーシューズは大きく分けて2つあります。
スパイクとトレーニングシューズ(トレシュー)です。
スパイクとは、靴の底に大きめのボツボツがいくつかついています。
これがついていることによって、靴が滑りにくくなり、パワーのある動きができます。
もうひとつのトレーニングシューズは、スパイクほど大きなボツボツはついていません。
小さなボツボツが全体的についている感じです。
普通のランニングシューズよりは滑りにくくなっていますが、スパイクと比べると滑りやすいです。
ただ、低学年などは、そこまで動きのスピードが速くないので、足にかかる負担を考えても、トレーニングシューズで始めた方が良いと思います。
また、スパイクについている突起(ボツボツ)は相手選手にケガをさせてしまう可能性が高いので、低学年や幼稚園生の大会によっては、スパイクを禁止している場合もあります。
最初はトレーニングシューズからスタートし、周りのお父さんお母さんやコーチの話を聞きながら、スパイクを選んでみてください。
その際にひとつお願いがあります。
できればで良いので、子どもの足に合ったサイズのシューズを選んであげてください。
子どもの成長は早く、1年で(もしくは数ヶ月で)靴を買い換えることになるかもしれません。
しかし、小さいシューズで足が痛いのを我慢しながらサッカーをしたり、ブカブカで走りづらいシューズを履いてプレーすることを考えると、ケガに繋がる恐れもありますし、何より子どもが楽しめません。
良いものは良いもので値段も高くなってしまうので(もちろん、それなりの良さはありますが)、最初に始める段階ではサイズを重視して、シューズを選んでみてください。
サッカーボール
これは、自分で買うまでの間、チームで貸してくれたりするかもしれません。
ただ、1人1個持っていると、全員でボールを触る練習ができますし、子どもとしては「自分のボール」という感覚が、特別なものだと思います。
ぜひ、プレゼントしてあげてください。
ボールには大きさがあり「○号球」という表記をされます。
数字が大きくなるほど、ボールのサイズも大きくなっていきます。
小学生の試合で使われるのは4号球になります。
中学生に上がると、大人と同じ5号球を使いますが、まずは4号球を用意しましょう。
低学年やキッズであれば、3号球が推奨されていますが、身体の大きさや筋力の発達具合に個人差があるので、あまりにも扱いづらそうでなければ、4号球を用意しておけば、後々買い換える必要はありません。
空気入れ
ボールを買うときに、セットで買っておきたいものが空気入れです。
時間とともにボールの空気は抜けていきますし、買ったばかりのボールは、空気を入れないと使えないこともあります。
手動から電動のものまでありますし、大きさもいろいろありますが、持ち運びしやすい小型のものがオススメです。
molten(モルテン)ペンタゴン ハンドポンプ(HPG)(ボール用空気入れ/バレーボール/バスケットボール/サッカーボール/ポンプ/収納/コンパクト/空気針付き) 価格:950円 |
どれくらい空気が入っているかを計る「圧力計」もありますが、最初に用意する必要はないと思います。
ボールを両手で上から押して、軽くへこむくらいで大丈夫です。
分からなければコーチに相談してみましょう!
すね当て(レガース)
サッカー すね当て アンブロ umbro シンガード ujs4000 価格:550円 |
これがないと試合に出ることができません。
大きさや付け心地などは個人差があるので、どんなものが良いかは難しいです。
ただ、ソフトタイプとハードタイプがあり、ソフトタイプの方が違和感は少なめです。
汗によって臭いを発するようになってくるので、定期的に洗うことをオススメします。
まとめ
とりあえず、靴とボールがあれば練習できます。
試合に出ることを考えると、すね当てが必要です。
このほかにも練習着だったり、バッグ、水筒なども練習で使うとは思いますが、家にあるもので代用できるでしょう。
いきなり全て用意するのではなく、必要だと思ったタイミングで徐々にそろえていく方が、個人的にはオススメです。