指導者として

感謝

みんながよく言っている「感謝が大事」という言葉。

子どもの頃の僕は、テレビに映るスポーツ選手のインタビューを見て「みんな同じことを言ってるよ。これを言っておけば周りからの好感度が上がると思ってるんだろ」と思っていました(恥ずかしい話です)

しかし、感謝をできない人は結果を残すことができません。

もしくは結果を残したとしても、すぐに終了してしまいます。

なぜかというと、人は人と関わって生きていくことが、生まれながらにして決まっているからです。

まず、自分が生まれてくるためには両親の存在が必要です。

そして、成長の過程で様々な人と出会い、自分の人生が作られていくわけです。

今まで誰の助けも借りず、たった1人で生きてきました。

という人は、この世に存在しないはずです。

そもそも、今住んでいる家や、電気、ガス、水道、食料などは誰かの手によって作られているものですし、今この記事を見ているパソコン(タブレットかスマホかもしれませんが)だって、誰かの手によって作られたものです。

つまり、自分が生活できている周りの環境全てが、自分1人では作れないものです。

だからこそ、全てのものに感謝をするという気持ちが大切になってくるのです。

感謝ができないということは、周りの人の支えや、助けてもらっていること自体に意識が向かず、そこに気づくことができないということになります。

そうなると、自分が困ったときや苦しいときに、誰も助けてくれないという状態になってしまうのは、想像できることでしょう。

だからといって「ありがたいことだなー」と心の中で感じたところで、周りには伝わりません。

感謝しているのであれば、その気持ちを行動で示す必要があります。

思っているだけでは、思っていないのと一緒。

周りに伝えるための一番簡単な行動は「声に出す」ということです。

「ありがとう」と言われたら嬉しくありませんか?

自分が感謝をすることで相手に喜ばれるのであれば、どんどん感謝していきましょう。

それを続けていると「感謝」に対する感性が磨かれていきます。

どういうことかというと、感謝をできるポイントが増えていくということです。

まずは、今自分が当たり前だと思っていることから感謝してみましょう。

働き口があって、住む家があること、家族がいて、便利な世の中で生活していることなど、当たり前と思っていても当たり前ではないことが、たくさんあります。

これは意識していないと、ついつい忘れがちになってしまいます。

感謝を表現すること、感性を磨くこと。

世の中がたくさんの人と人とのつながりでできていることに感謝して「ありがとう」を自分から伝える人間になりましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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